ずんだもち庵「もづっこ」は 全国でもめづらしい 餅料理のお持ち帰り専門店 です。
米どころ宮城県栗原市出身の店主が 「ふるさと愛」 をこめて手作りしています。

もづっこの商品はとにかくバラエティーにとんでいます。
ふるさとの宮城県のお餅を多様な食べ方を紹介をしています。
さらに、店主とその友人たちが、「お餅」、「ずんだ」をキーワードにした様々なスイーツ創作にも取り組んでいます。

2013年08月11日

「えびもち」 ってどんなもちですか?

「えびもち」 ってどんなもちですか?
これは、昨日五色もち御膳を買ってくれた小2のお譲ちゃんからもらった手紙です。
うれしいですね。こどもから、おいしいと云われることが、特に。

このお譲ちゃんは、えびもちが 特においしかったとほめてくれていますが、実は、他にもえび餅が好きな少年(おそらく小5くらいか)がいるのです。彼は、一人で250円を持って、何べんも えびもちの単品パックを買っていってくれるのです。
「えびもち」 ってどんなもちですか?
今日は子供たちが好きな えび餅のお話を少々長くなりますが、進めましょう。
もづっこが使っているえびは 淡水えびです。産地は茨城県霞ケ浦です。
なぜ、宮城産ではないのですが、なぜでしょうか?

私の故郷の宮城の栗原市には伊豆沼という大きな沼があります。実はそこで、淡水えびが 獲れていたのですが、今はとれなくなったのです。
とれなくなったのは、伊豆沼が湿地の自然保護のラムサール条約に指定されたので、すべての動植物が捕獲禁止となったのです。

「えびもち」 ってどんなもちですか?
上の写真はその伊豆沼の写真です。夏はこのように沼一面にハスの花が咲きます。冬は白鳥が飛来する地として有名です。

ここからとれる沼えびを食材に使う食文化が昔から栗原には普通にありました。
おもしろいことに、ちょっと離れた(約15km程度か)ところにはそういった沼えびを使う料理は皆無になります。
当然、えびもち も、この栗原地方近辺しか食べられないものなのです。

そんな えび餅を遠く離れた 浜松の皆さんに食べて頂いているこの喜びは何物にも代えられないものがあります。









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